「『遠くの親戚より近くの他人』と言うように、地域のつながりはとても大切」。今年で会長職10年の関口さんは「地域の防災には自助、共助が欠かせない。街の方々には『少なくとも3日分の水、非常食を確保してほしい』と呼び掛けています」と話す。
農業を営む人々が少なくない同町内会。発電機や軽トラック、井戸などを持つ家が多いという。この地区は起伏が大きく、避難所として利用する新作小学校は坂の上にある。そのため「災害の際、体の不自由な人をはじめ、要援護者を搬送するのに軽トラックが便利」と語る。
「地域には消防団で活躍している人もいて心強い」と話す関口会長。今後は町内会役員に若い人を増やしたいと言う。
防災力向上だけでなく、防犯にも力を入れる。「ごみの多い街には犯罪も増える」と、ごみ集積所の管理など美化活動にも積極的に取り組んでいる。
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