市内の中小企業が優れた技術で生み出したさまざまな製品を「川崎ものづくりブランド」として、国内外に周知すること目的に、川崎市と川崎商工会議所はこのほど、新たに11件を認定した。3月18日には、川崎フロンティアビルで「第10回川崎ものづくりブランド認定式」を開催。認定された各社が製品を紹介するプレゼンテーションを披露した。
高津区からは今回3件が認定された。浜野エンジニアリング(浜野治海代表取締役)は、骨格矯正器具の製造をはじめ医療分野などで活躍する3Dスキャナ「VOXELAN(ボクセラン)」を開発。浜野雄基取締役は「これを機にワークショップなどで、子どもたちに3Dのものづくりの魅力を伝えたい」と語った。
「かわさきマイスター」にも認定された金属ヘラ絞り技術で作った漆塗りタンブラー「金胎麗漆(きんたいれいうるし)」が認定された相和シボリ工業。大浪忠代表取締役は「今年、新たに『大浪ブランド』を立ち上げた。これからどう広まっていくか楽しみ」と話した。
てこを利用し、地震の揺れを効率良く吸収できる「トグル制震装置」が認定を受けたE&CS。沼口栄助代表取締役社長は「大変名誉ある認定を受けて嬉しい。さらに多くの建物にこの技術を使っていただきたい」と喜びを語った。
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