連載39「町内会・自治会の震災対策」 溝口第6町内会 「地域で地域を守る意識を」
国道246号線、409号線(府中街道)、多摩川に囲まれた立地にある溝口第6町内会。「災害時、幹線道路で事故が起きれば、救援は駆けつけられない。自分たちで地域を守る意識が大切」と、谷津猛会長は力を込める。
東日本大震災以降、町内会独自の防災訓練や区危機管理課担当者を招いた防災講習会を実施している。訓練では、応急処置や消火訓練を盛り込み、地域間の連携を確認。講習会では家具の倒壊防止策について区の担当者に質問が寄せられるなど「住民の防災意識は高まっている」と感じる。
「まずは自分の命、家族、そして近隣の安全確保が大切」と谷津会長。単身者向け集合住宅が増えている同町内会では、若い住民への地域防災の取組み周知も課題に上げられる。
来年度は避難場所である西高津中の避難ルートや給水タンク、消火栓の位置を記した町内会防災マップ作りに取りかかる予定だ。
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4月12日
4月5日