統一地方選挙まであと1年。高津区では川崎市議会議員と神奈川県議会議員の選挙が行われる。そこで本紙では、現職議員、政党関係者等に独自取材を行った。定数9人の市議会では現職6人のほか、新人2人と前職1人が出馬の意思を固めたことが明らかになった。(4月22日起稿)
川崎市議会議員の高津区の定数は9人。前回2011年の選挙では11人が立候補し、議席を争った。
現職で政党の公認が出ている、または出馬の意思を明らかにしているのは、青木功雄氏(36・自民党・2回)、猪股美恵氏(64・無所属・6回)、岩隈千尋氏(39・民主党・2回)、大島明氏(59・自民党・4回)、小川顕正氏(30・みんなの党・1回)、粕谷葉子氏(57・無所属・4回)の6人(五十音順、カッコ内は年齢・所属政党・当選回数)。
公明党の後藤晶一氏(61・5回)と岡村テル子氏(62・3回)の2氏は、党の発表がされていないため「現段階では取材に応じることができない」と去就を明らかにしなかった。共産党の石田和子氏(67・4回)は、今期で引退する。
新人では、共産党の石田氏の後継として、宗田裕之氏(55)が出馬に向けて準備を進めている。自民党は第2次公認候補の受付を4月中旬で締め切り、高津区では小泉昭男参議院議員の元秘書が申請しているという。関係者によると現在、審査日程を調整中で、現段階では氏名などの発表はできないとしている。
前回選挙で落選した堀添健氏(51)は本紙の取材に応じ、立候補の意思があることを認めた。本人は民主党から出馬する意向で、党の公認獲得に向け、準備を進めている。
また、日本維新の会では公認候補が発表されており、川崎市議会では2人の名前が浮上している。同党神奈川県総支部は「どこの選挙区で出馬するかは現段階では発表できない」としている。
一方、定数2人の県議会議員選挙(高津区)は、目立った新人候補の動きはなく、現職の小川久仁子氏(61・自民党・4回)と斉藤尊巳氏(37・無所属・1回)が立候補を予定している。
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