洗足学園音楽大学と大手レコードレーベル「ナクソス・ジャパン」はこのほど、産学協同プロジェクトとして、インターネット上での配信アルバム『最近の大人はクラシックを聴かないらしいのでNowでYoungな音大生がオススメをつめてあげちゃうけどスペシャル!!<>』の配信を開始した。
音楽ビジネスを展開し、若手の教育にも注目しているナクソス・ジャパン。同大の松尾祐孝教授によると、2年ほど前、同社から大学生と連携したアルバム製作の提案が出た。洗足音大が企画への参加意欲を示し、今回の協同プロジェクトが実現した。
このアルバムに登場するのは、架空の女子大生「溝ノ口愛里子」(みぞのくちありす)。「いまどきの女の子」の話し言葉で、おすすめのクラシック曲全24曲を紹介する。収録しているカール・オルフの『カルミナ・ブラーナ』には「最近の男子って、ほんと草食系なんだから!! 激おこだよ!!!!」とコメントするなど、聞き手の興味をひく工夫を凝らした。
製作に携わったのは、同大の「音楽教育コース」「音楽・音響デザインコース」の男女5人。作中のユニークなコメントを手掛けた、今企画のチーフ・宿久(しゅく)舞希さん(19)は「メジャー曲、マイナー曲の両方を入れたかった。聴いた人から『選曲が良い』と反響をもらえて良かった。良い体験ができた」と語った。松尾教授は「学生たちがちゃんと実社会と向き合い、問題提起ができたと思う。完成して嬉しい」と話していた。
詳細はhttp://naxos.jp/digital/senzoku_naxos_001で確認できる。
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