緑ヶ丘霊園と津田山にはさまれた立地の下作延第一町内会は、豊かな自然が残る地域。想定される地震に備え近年、防災資器材の充実などに力を入れている。
管理しているのは、発電機をはじめ、炊飯器、簡易トイレ、チェーンソー、リアカーなど各種。佐藤巳喜男会長らは、年1度開催する防災訓練でこれらの備品展示し、適切な使用方法を住民らに周知している。その成果は着実に表れており「婦人部の方々もチェーンソーや発電機を使えます。ジャッキアップの訓練も続けています」と同会長。今年3月の訓練では、消火器の使用訓練のほか、起震車を利用した地震の模擬体験も実施した。
今後の課題は、支援を必要とする人の避難介助。佐藤会長によると、地域には単身生活の高齢者が少なくなく、自力で逃げることが困難な高齢者などへの支援体制づくりを進めたいとしている。「自助と共助の充実化で防災力を高めたい」
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