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日中の居眠り運転の原因は?睡眠時無呼吸症候群の可能性 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉
3月上旬に北陸道で起きたバスとトラックの衝突事故。運転手は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査で、要経過観察の診断を受けていたという。SASについて鈴木院長に聞いた。
交通事故率は7倍
「SAS患者は居眠り運転による交通事故率が健常者と比べ7倍も高いという報告があります。本人に自覚がなく、他人からの指摘がほとんどで、メタボリックシンドロームや糖尿病との関連もあります」。SASは睡眠中に呼吸が止まり酸欠状態になることで心臓や血管に負担がかかる。いびきをかく、何度もトイレのために起きる、日中の眠気がすごいなど、症状は多種多様。「治療せず放置すると、心不全、夜間突然死、脳梗塞、発育障害などのリスクが高まります」と話す。
検査は夜から朝
同院の検査は夜11時頃に来院して(応相談)、翌4〜7時には帰ることができるため、仕事や家庭への負担も少ない。治療法としては、CPAPや口腔内装置、ラジオ波治療がある。同治療は花粉などのアレルギー性鼻炎にも対応。保険適用で片鼻2700円。
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4月12日
4月5日