寄 稿 東電福島原発事故被害者を忘れない 川崎市議会議員 いのまた美恵
東電福島原発事故から3年半近くたった現在、まだ全国に26万3千人余の方々が避難されています。
川崎市内にも753人(321世帯)が避難されています。85%が福島県からです。川崎に避難されている女性たちが、すくらむ21で集い語り合いながら作っている素敵なポストカードが高津区の久末郵便局で展示されています。是非見に行ってください。
7月14日から17日まで福島県伊達市の保原小学校5年生129名を川崎市は移動教室として受け入れました。青少年の家に宿泊し、梶ヶ谷小学校との交流や生田のプラネタリウムなどを見学しました。この取り組みは原発事故後、福島の子どもたちの保養受け入れを続けている川崎市民の活動がきっかけでした。
私も昨年伊達市教育委員会を訪ね、移動教室の話をしてきました。その後川崎市教育委員会と話をつなぎ実現に至りました。今年の9月には第2弾として伊達小学校5年生85名を受け入れます。
私は7月半ばに東電福島原発の現状を視察してきました。第2原発のすぐそばまで行きました。大熊・二葉町周辺には2200万トンの除染土がフレコンバックに詰められ野積みされています。30年間置いた後処分場に移すそうです。たくさんの報告はこの寄稿文だけでは書き切れません。後日報告書を作ります。
ただ地元の方から「福島原発」ではなく「東電福島原発」と言ってほしい。「被災者」ではなく「被害者」と言ってほしいと言われましたのでお伝えします。
皆様からのご意見お待ちしています。
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4月19日