韓国・仁川アジア競技大会の競泳女子200m背泳ぎで金メダルを獲得した橘中出身の赤瀬紗也香選手(日本体育大学2年)と銀メダルを獲得した男子水球チームの代表メンバーで、西高津中出身の荒井陸選手(同3年)が21日、川崎市役所で福田紀彦市長を表敬訪問した。
ジュニア以外の国際大会で初の金メダルを獲得した赤瀬選手は「正直びっくりした。タイムには納得していないが、嬉しい気持ちもある」と報告。男子水球チームの荒井選手は「悔しい気持ちしかなかったが、日本の水球が通用すると実感できたのは良かった」と世界での手応えを語った。
ともに高津区出身の2人に向けて福田市長は「川崎から金、銀が出ることは大変嬉しい。世界で戦う姿勢を後輩へ伝えてほしい」と激励した。
「代表権獲得を」
4歳から水泳を始めた赤瀬選手。高校1年でジュニアパンパシフィック選手権優勝など結果を残し次世代のエース候補として期待されている。
今大会、自己ベストから1秒以上遅れた結果に対し「ラスト50mからのスタミナ不足」を課題に挙げている。来年はリオ五輪の前哨戦となる世界選手権が開催される。「まずは目先の目標をしっかり追う。世界で戦うために、4月の日本選手権で代表権を獲得したい」と意気込みを語った。
「日本の水球見せつけたい」
荒井選手は小学2年の時、兄の影響を受けて区内のカワサキスイミングクラブで水球を始めた。169cm、62kgと小柄な体型を活かしたスピードを強みに、昨年から日本代表入りを果たしている。
今大会では日本代表の「徹底的な攻撃型」に手応えを感じた一方「海外選手とフィジカル面の違い」を実感したという。男子水球は、今大会で来年の世界選手権の出場権を得ている。「リオ五輪へのステップだと思い、日本の水球を世界に見せつけたい」と語った。
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