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新春特別インタビュー 中核病院としての地域社会への責任 総合高津中央病院の取り組み
地元の中核病院として1956年の開設以来、医療を通じて地域社会への貢献を果たしてきた総合高津中央病院。そこでタウンニュース高津区編集室では、新春特別企画として同病院に昨年実施した取り組み、また今年の抱負などを聞いた。
耐震工事が完了
―明けましておめでとうございます。まずは小林進院長から昨年の病院の取り組みをお聞かせください。
―明けましておめでとうございます。当病院は昨年、1号館(入院棟)の耐震工事が完了しました。工事中は皆様にご迷惑をお掛けしたことにお詫び申し上げます。大地震の発生時にも地域の医療に貢献し、患者様、スタッフの安心安全を守るための耐震工事ですので、ご理解ください。今後も院内施設の老朽化した箇所の修繕や病室の改修工事を進め、より良い病院環境づくりを進めていまいります。
患者支援センター始動
―患者支援センターがスタートしたそうですね。
―はい。昨年10月から本格的に始動いたしました。「地域医療の要として我々は如何にあるべきか」。これは常に医療機関に突き付けられている課題です。超高齢社会が目前に迫っている現在こそ、地域医療について社会全体で真剣に考えていかなければなりません。そこで「より良い医療サービスの提供」を目的に患者支援センターを設置したわけです。
センターは「病床管理」「早期退院支援」「医療資源活用」の3つの役割を担っております。病床管理は緊急入院の迅速な対応が期待できます。早期退院支援は看護師と医療ソーシャルワーカーが協力して早期退院できるようにします。この2つの役割が機能すれば、院内設備を最大限活用(医療資源活用)してより良い医療サービスが提供できるというわけです。
長期入院すると、肺炎などの合併症のリスクや、体力が回復しにくくなるなどの可能性が高くなります。そのため、入院前か入院決定後早期に、退院して生活の場に戻ることを考えることが肝要です。当センターは産声を上げたばかりですが「皆様と共に地域医療を創りあげていきたい」との想いで運営し、地域に寄与したいと考えております。
これからの目標
―ありがとうございました。では中村良司副院長から今後の病院の目標などをお聞かせください。
―昨年度は、ここ数年の念願でありましたMC(メディカルクラーク・医療事務補助)を医局に迎えることができ、医療の運営に円滑さが増してきました。より良い病院をつくりあげていくために、医師とMCの力を合わせていきたいと思います。今年度、国の医療改革が行われました。医療の理想像を追求するものです。私たち病院は目標を高く掲げ、目標達成のための施策を粘り強く実行していく必要があります。「理想高遠、実行卑近」。これは近隣の私立学校のモットーの一つです。我々病院スタッフも日々の業務を着実に続け、そして高遠な理想を忘れることなく歩んでいきたいですね。高津区エリアの地域医療に貢献することを目標に、病院全体が一つになって、試行錯誤しながら、少しでも前進していく所存です。
安心と質、新体制で追求
高津中央クリニック
同じ亮正会グループで病院に隣接する高津中央クリニックが新体制になった。昨年4月、新たに所長に就任した新見晶子所長は「一昨年に25周年を迎えた当クリニックでは、新しい理念、基本方針を掲げました。質の高い、受診者にやさしい、信頼できるクリニック、皆様の健康という一生の財産を守るため、努力と改善に取り組んでまいります」と話す。
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4月19日