寄 稿 川崎市の2015年度予算抜粋 川崎市議会議員 いのまた美恵
川崎市の財政は厳しく、事業の選択が迫られています。こんな時だからこそ市民が予算を作る段階で声を出せるようにすべきです。
溝口駅南口自転車駐輪場に1億4200万円
工事中の水対策等で開始が12月1日に伸びました。また自転車の大型化により平置きを増やし、当初1900台が1740台になりました。入り口は高齢者配慮がなく、急なスロープです。そのため南口第1、第3、第4駐輪場に15台分の思いやりスペースを設けることとしました。場所などの周知が求められます。
音楽のまちの推進に8670万円
市内にある音楽資源や民間の活力を活用し、音楽を中心とした芸術や市民文化の創造を通して街に音楽があふれ、豊な心を育む「音楽のまちづくり」を推進します、が説明です。ならば身近な溝口ペデストリアンデッキのストリートミュージシャンを何故排除するのでしょう。
等々力球場整備費に2520万円
これは川崎市でたった一つしかない硬式野球場の解体費用です。建て替えるのですが、川崎市には19の高校があり、甲子園を目指す球児たちが日々練習を重ねていますが、硬球で練習できる所はほとんどありません。それなのに川崎市は硬式野球場が一つというのはさみしいものがあります。
マイナンバー制度導入に1億3144万円
今年の10月から個人番号(マイナンバー)の通知が始まり、来年1月から個人番号カードの交付となります。個人にではなく世帯に送付されるので、DVとか認知症の人などはどうなるのでしょう。プライバシー問題だけで済まない事態も想定されます。
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3月29日