国土交通省は先月、1月1日時点の公示地価を発表した。川崎市内では、住宅地、商業地、工業地ともに平均価格が上昇。区内では、諏訪(住宅地)と溝口(商業地)の上昇が目立った。
高津区は住宅地24地点、商業地5地点、工業地1地点を調査。住宅地の平均価格は1平方メートルあたり27万3500円(変動率1・3%)、商業地は57万6200円(同4・2%)、工業地は21万円(同1・4%)となった。
住宅地は、「二子3の22の13」(34万6千円/同3・3%)や「諏訪2の3の1」(33万2千円/同3・8%)など、高津駅や二子新地駅徒歩圏内の上昇率が高くなった。商業地は、全地点で価格が上昇。特に「溝口1の8の6」(120万円・6・2%)は、県内で5番目に高い変動率だった。
市財政局は「市内高度商業地の川崎・武蔵小杉・溝口は鈍化傾向にあるが、上昇が続いている。住宅地は、都心に近く、都内よりも価格が安い点での需要が大きい。二子玉川駅開発も価格上昇に影響しているのでは」と分析している。
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