小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載199回 「くにこ」の県庁見聞録 高津合同庁舎
(司会)猛暑ですね。
(くにこ)皆、参っちゃいますよ。この暑さの中で、お仕事、野外スポーツなど汗を流す方々は大変です。熱中症には十分に注意しなければいけませんね。
(司会)高津区も区民祭や夏祭りなど大きなイベントが目白押しですから、関係者は要注意です。くにこさんも相変わらずご多忙で。
(くにこ)はい、ありがとうございます。でも昨年の副議長職を思えば、少しは楽です。が、8月は特に監査日程が多く、事前準備に時間を取られますから違うシンドさがあります。
(司会)そうなんですか?
(くにこ)議会選出の監査委員は、予算執行の公正さや公平さという視点で、各施策の推進状況を点検するという役割を求められていると思いますから、素直な県民目線で監査に取り組んでいます。弁護士さんや会計士さんの視点は、質疑を聞いていても、流石にらしいな、と思わせる点が多く、学びになりますけどね、同じにはなれないですし。
(司会)それぞれの立場で?
(くにこ)ええ、そうですね。私は私らしく、です。でも夜遅く、数字がらみの説明資料を読んでいるとすぐ瞼が重くなってしまって。でも自分を鼓舞して分厚い資料と格闘しています。
(司会)頑張ってますね。
(くにこ)やりがいがあって、すごく楽しいです。これまでの地域課題も交えて施策改善を願って質疑しています。この監査の仕事と平行して、地域課題にも取り組んでいるんですよ。高津合同庁舎についてです。
(司会)え?高津合同庁舎?
(くにこ)そう、現てくのかわさき(旧高津区役所)の隣の県税事務所などが入っている高津合同庁舎です。耐震構造上の問題があって県は建て替えを検討している。でも地域からは、てくのかわさきとの合築を望む声がある。これを県と市双方に伝えてあるんですが、県は市から断られたからと、単独で建て替えようとしているんです。各々市民、県民財産ですから、合わせて、敷地を有効活用すべきと思うんですけどね。こんな機会は滅多にありませんから、何とかしたいと思っているんですが、難しいんです。
(司会)ダメなんですか?
(くにこ)地域の方々の意思が大事だと思います。
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3月29日