高津物語 連載第九〇七回 「横須賀線新川崎駅」
JR国鉄は通勤輸送の混雑を緩和するため、東京と大船間で東海道線と横須賀線の電車を別々に走らせることになり、昭和五五年十月一日横須賀線の新しい線路が敷設されて開通した。
JR「新鹿島田駅」は、かっての新鶴見操車場構内の鹿島田跨線橋の古市場寄りに新設された。
この為に南武線鹿島田駅周辺は、溝ノ口にも既にある都市型マンションのパーク・シティー・鹿島田マンションが、旧日立精工の旧工場跡地に建設され、東小倉小学校も開設された。
従来の景観が一変しているが、もともと新鶴見操車場のある鹿島田付近は、従来から交通施設整備の必要性が強く要望された地域であった。
このため、予てから川崎市はJR国鉄時代から線増計画を、新川崎都市計画に結び付けるべく、鹿島田地区への新駅設置を再三にわたって国鉄JRに要望してきた経過があった。
横須賀線の新川崎駅が出来たことにより、外房線の君津行き、成田線の成田空港行きや津田沼行き、東京行きなど、千葉方面へのアクセスが各段に便利になった。
JR南武線武蔵小杉駅下りホームを、徒歩で十分ほど歩いて接続する横須賀線「新川崎駅」はある。
これにより、わざわざ川崎駅で横須賀線に乗り換えなくても良くなって、川崎市北部に住む人々には、本当に便利になった。
また鶴見から品川まで、在来線である東海道線とは別ルートとなるばかりか、鹿島田の新川崎から横浜・品川へ、僅か十分の所要時間で行ける様になった。
新鶴見操車場の跡地利用は、JR側と地元自治体(神奈川県・川崎市・横浜市)の間で進んでいる。
既に慶應義塾大学が新川崎タウン・キャンパス―K2を開設していて、高津市民館とNPO法人「高津区文化協会」との連携事業で、共同主催の市民自主講座「元気な川崎を知ろう!―知と技で世界をリードする川崎の産業を探る」のパート【6】の一環で、慶應キャンパスに伺った事がある。 様々な実験が展開されていて、面白く拝見した事があった。
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