「川崎プレミアム商品券」の利用期限が12月31日に迫る中、川崎市は同商品券の使用率が今月中旬で80%強に達したとの見方を示した。一方、川崎市商店街連合会(猪熊俊夫会長)が同商品券の商店街利用促進のために企画した「サンクスフェア」の申し込みが今週末にも5万枚に達する見込みとなったことが分かった。
川崎市によると、商品券の使用率は金融機関が取扱店舗換金した金額や円数などをもとに推計。それによると、発行総額33億円のうち、これまでの換金総額が約24億2500万円、換金率は約73・5%に達した。市は手元に残る商品券について、歳末セールやクリスマスイベントなどで使われるだろうとの見方を示しつつ「期限が過ぎると無効となるので使い忘れがないように」と注意を呼び掛ける。
川崎市商店街連合会の加盟店で買い物をすると豪華賞品が抽選でもらえる「サンクスフェア」の応募ハガキの数は12月14日時点で4万8千枚を突破した。市商連は予想をはるかに上回る数で手ごたえを感じている。また、1週平均3300枚送られていることから今週末には5万枚を突破するとみている。サンクスフェアの応募締め切りは1月10日、抽選会は1月15日。
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