市政報告 防災対策、資産有効活用について 川崎市議会議員(公明党) ごとう晶一
平成28年度予算議会が開催され「あらたな総合計画」、「行財政改革」、「今後の財政運営」など市政の基本的な方向が示されました。
【28年度予算】
一般会計6389億円余(対前年比3・2%増)、特別会計(13会計)5226億円余(対前年比4・6%増)、企業会計(5会計)2263億円余(対前年比2・7%増)、合計1兆3880億円余(対前年比3・7%増)。
これまで公明党が推進してきた「小児医療費助成制度」が新年度から小学校3年生まで、29年度からさらに6年生まで拡充される事が明らかになりました。
3月7日から行われた予算審査特別委員会で市民生活に密接な防災対策、資産マネージメント(資産有効活用)、児童虐待防止対策の3項目を取り上げ、議論させて頂きました。
防災対策応急給水管整備
東日本大震災から5年が経過しました。これまで市民生活に密接な飲料水確保のため、市内139カ所の応急給水拠点が整備されました。平成26年度からは、避難所の小・中学校の水飲み場へ、水道本管から耐震給水管を繋げる、学校の水飲み場を活用した給水拠点整備が始まりました。
これまで小・中学校併せて20校に整備され、28年度は11校に、その後平成35年度までに市内すべての避難所(小・中学校)に応急給水拠点が整備されます。
資産マネージメント
川崎市は現在「資産マネージメント」による公共施設の長寿命化を進めていますが、指定管理者に委託している施設や民間施設(高齢者・障害者)なども、今後「新たな総合計画」に位置づけて長寿命化の取り組みが始まります。さらに小規模な修繕費など、具体的なリスクについて新たに見直しが進められ一定の基準が明確になります。
この他に最近増加し続ける「児童虐待防止対策」について児童相談所の拡充と関係機関の情報共有について議論させて頂きました。
中学校給食始まる!
子母口小学校の調理室を活用した自校方式の東橘中学校の完全給食が今年1月から始まりました。子母口小、東橘中の合築校舎の建設が決定して以来、私も要望してきたものです。
開始して2カ月以上経ちますが、アンケート調査や現場から上がる様々な課題に対し、対応するよう市に求めていきます。
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4月19日