溝口の宗隆寺で10月21日、秋の風物詩「御會式（おえしき）」が行われた。
御會式は日蓮の命日（10月13日）を中心に行われる法要のこと。宗隆寺では毎年10月21日に実施されている。
午後６時を過ぎると、五重塔に桜の造花やちょうちんなどを飾った万灯が区内を練り歩き、境内に入った。区内外からも数多くの万灯が列を作って続々と集結。うちわ太鼓や笛に合わせて纏（まとい）が振られた＝写真。万灯の華やかな光や、力強く纏を振る人の姿が見られ、境内は盛り上がりを見せた。
何度か見に来たことがあるという近隣在住の男性（53）は、「にぎやかで楽しく、万灯もきれい。他と比べてもかなり盛大に行う御會式と聞いている。来年も来たい」と笑顔だった。
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