小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載206回 「くにこ」の県庁見聞録 大磯町視察
(司会)メリーランド大学教授の大統領選挙についての講演会での予測は外れましたね。
(くにこ)やあ、ビックリです。影響は大きいですが、日本は日本でしっかり自立していけば良いんですから、神奈川も頑張らなくてはね。
(司会)その意味も込めてですか?くにこさんは仲間の議員さんと視察を重ねていますよね。
(くにこ)そう、自民党女性議員局長というお役をいただいていますので、ここ1、2年の目標を、県内各自治体の子育て支援策、特に児童虐待対策に焦点を当てて、児童相談所や市町村相談窓口の視察を重ねています。
(司会)しっかりした目標ですね。
(くにこ)はい、県内各自治体の実態をより確実に把握する事が重要ですし、各市町村女性議員のリードで、児童相談所を中心に、相談体制を勉強するべきと考えたからなんです。実行してみると、実態把握は勿論の事、これまでの報告資料に疑問を感じたり、各自治体間格差、施策的努力を勉強できて、県の立場からも支援策のヒントが沢山得られました。
(司会)それは素晴らしい。
(くにこ)プラス、先日大磯町に伺った時、ステキな郷土資料館も見学できましたし、何よりも再建された吉田茂邸を特別内覧できて、思いひとしおでしたね。
(司会)くにこさんが建設常任委員会委員長を拝命されていた時の視察直後焼失した吉田邸ですね。
(くにこ)そう、私の叔父で写真家の吉岡専造が、朝日新聞社報道部時代から、吉田茂翁に請われて写真を撮らせていただいていたので、私も幼い頃、吉田邸に何度も伴われて伺っているんです。その頃の記憶、和と洋が不思議に調和した広いお屋敷やバラ庭園の記憶はまだ鮮明。だから、委員会視察時に、叔父をよくご存知の吉田茂翁の執事を務めた竹内氏にお会いできた時は、大変嬉しかったです。その懐かしい吉田邸は悲しい事に焼失しましたが、お屋敷そのものも皆さんからの寄付、補助金で再建し、全体が県立公園として整備されました。来年4月からお屋敷も見学できるようになります。戦後日本の復興に情熱を傾けた吉田茂翁を偲びに是非見にいらしてください。大磯町に!
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月12日
4月5日