梶ヶ谷街バル実行委員会の委員長を務め、初の「梶バル」開催に尽力した 阿部 嘉司郎(よしじろう)さん 末長在住 61歳
仲間の存在が力の源
○…11月下旬に梶が谷駅周辺で開催された、ちょい飲み、食べ歩きを楽しめるイベント「梶バル」。実行委員長として参加店舗と話し合いを進めるなど、準備を率先して行ってきた。初めてのイベントで不安もあったが、3枚つづりのチケットが想定以上に売れるなど盛況。「開催2日目からお客さんが一気に来て嬉しい悲鳴だった。第1回としては成功だったと言って良い。『今度いつやるの?』と期待されている声も聞かれた」と笑顔で振り返る。
○…エルカジまつりの実行委員や、駅前通り振興会の役員を務めるなど、以前から地域を盛り上げる役割を担ってきた。梶バル開催にあたっても、登戸やたまプラーザなどの街バルを何回も見に行き、メニューの研究などを熱心に行ってきた。「梶ヶ谷にこれだけの飲み屋があることを伝えられた。梶ヶ谷の人は梶ヶ谷で飲むのが一番」。次回の2月末開催に向け、早くも構想を練っている。「ちらしにメニューの写真を載せたり、他店舗の空き席情報を伝えられる仕組みがあると良いね。次回は(参加者)300人が目標。300人ののんべえがこの街を歩くんだよ」と、期待を込めて準備中だ。
○…”飲みニケ―ション”で周囲との絆を深めるのが阿部流。「オール梶ヶ谷でいこう」と店舗に声をかけ、今までの信頼関係も功を奏して計18店が参加した。全てのモチベーションは「この街が好きだから」と真っ直ぐだ。「この街の仲間と一緒にイベントをやるのが好きで、周りもやるぞと言ってくれる。仲間がいるからできること」。忙しい日々だが、声を掛ければ集まってきてくれる仲間がいるから頑張れる。
○…野菜の仕入れ・仕出しをする仕事柄、毎朝3時に起きる日々。休日に早く起きると『モーニングワイン』を飲むのが楽しみ。「フワーッとリラックスできる」と笑う。梶ヶ谷に根付いて30年。まだまだ街を引っ張っていくつもりだ。
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3月29日