高津物語 連載第九七八回 「川崎市文化賞―初の兄弟受賞」
平成二八年度第四五回「川崎市文化賞」「社会功労賞」「スポーツ賞」「アゼリア輝賞」の贈呈式が、昨年十一月九日、中原区小杉「川崎市国際交流センター」で開催された。
私は福田紀彦川崎市長から「川崎市文化賞」の一人として他の二人と戴いた。
他に「川崎フロンターレ」と、芸術家が戴いた。
当日は夫婦で用意頂いた公用車で、会場入りさせて頂き、足の不自由な妻は本当に助かった。
式の初めから終わり迄(まで)落ち着き、大変厳かな表彰式だった。全体を通して、決して華やかではないが、真心の籠(こも)った素敵な表彰式で、私達は大変気に入った。
文化室の方々の、至れり尽くせりの御もてなしで、気持良く出席させて頂いた。
思えば私の長兄、故鈴木清次は、平成四年第二一回地域振興功労があったとして「社会功労賞」を戴いている。
そういう訳で、私共兄弟は「川崎市文化賞」史上初の「兄弟受賞」の栄えある第一号となった。
さぞかし兄も、草葉の陰で喜んでくれているだろうと思った。
その兄の葬儀委員長をお勤め頂いた親戚の木嶌士郎氏が、同じく文化賞受賞者の『影向寺重要文化財・史跡保存会』副会長として、出席されていた。千年の旧家で、雑談で「国際交流センター」の土地も、昔は木嶌家の田圃であった事を知った。
その後法政大学ラグビー部の練習場で、関東大学ラグビー対抗戦の試合を見に来たことを思い出した。
今は見違える程に、美しく、素晴らしい表彰式場に生まれ変わっていて、国際交流センターにふさわしい建物だと思った。
NHK・FМ「弾き語りフォーユー」の小原孝さんからお祝いのCDを戴き、多くの方から身に余る激励を戴いた。光栄である。
八十歳を迎え、これからも元気良く、『高津物語』を書き続けたいと思う。
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4月19日