地域住民の交流を目的とした「大山街道フェスタ」（同実行委員会主催）が２月26日（日）、大山街道周辺５会場で開催される。数多くの団体や飲食店が用意する地元名産物を楽しみながら、大山街道に親しむ、２月の一大イベントとなる。
大山街道フェスタは、夏の区民祭に対し、冬も街道を盛り上げようと、地域住民を中心に２００４年から開催されている。運営主体は市民団体や商店会、町会など。会場は二子神社、飯島商店、高津図書館前・溝口緑地、大山街道ふるさと館、溝口神社の５カ所。毎年５０００人以上が訪れている。
第１回から続く恒例の高津ゆどうふ、麦茶の無料配布や書道席上揮毫の実演、大道芸、津軽三味線などのパフォーマンスが今年も各会場で繰り広げられる。
また、溝口神社では、かわさき名産品に選ばれる久地の醸造所ブリマーブルーイングのビールと「かわさきハーブソーセージ」を使ったホットドッグを販売。地元カフェによる出張自家焙煎珈琲もあり。二子神社では、多摩川鮎の塩焼きの販売、高津図書館前では清酒たかつの試飲など地元名産品が楽しめる。
４度目の開催となる区内飲食店によるカレーグランプリ＝中面関連記事＝は大山街道ふるさと館と二子神社で行われる。気に入った１品に投票し、グランプリを決める。
昨年好評だった老舗料亭「やよい」（二子２の２の１）でのお茶席。二子新地が花街として栄えた時代の面影残る料亭でお茶とお菓子が楽しめる。料金５００円、午前10時から同所で整理券を配布する。
大山街道ふるさと館では、市民から募集した「大山街道」をテーマする写真展を開催。「１０００匹のあゆプロジェクト」による１０００匹のあゆの展示も行われる。また、お掃除ボランティア団体「グリーンバード溝の口」が初参加。午後３時から溝口神社に集合し、周辺のゴミ拾いを行う。
島崎光順実行委員長は「少しずつ関わる人や団体が増え、来場数も増えていると感じる。地域の皆さんで盛り上げたい」と話す。
ボランティア募集中
同フェスタ実行委員会は準備や運営を手伝うボランティアを募集している。
問合せは区地域振興課【電話】０４４・８６１・３１３３。
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