高津区版 掲載号:2017年3月17日号
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国立天文台ハワイ観測所に勤め、かわさき宙と緑の科学館で講演した藤原 英明さん幸区出身 34歳

まだ見ぬ星、追い求め

 ○…幼い頃に通い詰めた「かわさき宙と緑の科学館」に天文学者として帰ってきた。勤務する国立天文台ハワイ観測所での仕事について講演。世界に誇る天体望遠鏡「すばる」の観測成果や、現場の様子などを美しい画像や映像と共に紹介した。「科学館は自分を育ててくれた場所。次世代の人たちに宇宙の不思議を知ってもらいたい」

 ○…天体望遠鏡「すばる」の広報業務も担当する研究者として、2010年からハワイ島の沿岸都市ヒロに家族と暮らす。自らの研究に取り組むとともに、「すばる」の魅力や性能を知ってもらおうと、観測成果をプレスリリースとして情報発信する日々。研究と広報という二つの視点から宇宙の魅力を伝えるため、フットワーク軽く世界を飛び回っている。「昔から星を見るのが好き。好奇心が強い方で、見ている天体が何者なのか知りたい」と目を輝かせる。

 ○…自らを「川崎育ち」と称する。幼稚園入園前に両親と北海道から移り住み、幸区内の小中学校に通った。小学生の頃、教員に理科や宇宙が好きなことを伝えると「かわさき宙と緑の科学館」の存在を教えてくれた。「小学生天文教室」や「天体観望会」に参加し、足しげく通うように。そこで手作りした塩ビパイプ製の望遠鏡は今でも大切な宝物だ。教室やプラネタリウム上映が終わった後の『居残り時間』に、講師陣からこっそりと望遠鏡の動かし方や星の動きを学んだ。「川崎は、理科好きの自分を育ててくれたまち。いろんな人が星や宇宙を好きな気持ちを後押ししてくれた」

 ○…大学院生の時からカメラが趣味でいつも持ち歩いている。構図やアングルを工夫した見せ方など、広報業務に役立っていると感じている。現在、力を入れているのは宇宙の地図を作るプロジェクトだ。大学や研究所などオールジャパンで取り組んでいる。「天文学者は宇宙で起こる『謎の現象』の第一発見者になれる。それが面白い」

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