久地在住の小林香月さん(25)は「サービス接遇」検定試験でこのほど、文部科学大臣賞を受賞した。
この検定試験は、公益財団法人実務技能検定協会が実施。サービス業務に対する心構えや対人心理の理解、言葉遣いなどが審査される。4階級に分かれ、最上級の1級合格者の中から成績上位2人に文科大臣賞が送られる。平成28年度の1級受験者は1251人、合格者数は425人。
小林さんは現在、マックスパチンコ溝の口で正社員として勤務している。検定試験を受験したのは、同社の接客研修を受けたことがきっかけ。「自己流ではなく正しい言葉で接客したいと思って」と小林さん。社内研修のほか、自身も勉強をして検定に挑んだ。小林さんは「受賞は驚きましたが、普段自分が心がけていることが評価され、自信になります」と喜びを話す。
仕事では来店客と接することが多く、「できるだけ親しみやすく、お客様が心地よく感じる距離」を心がけている。空調の効き具合、ドリンクの有無、話し相手など「何を求めているかに注意を払い、お客様と信頼関係を築いていくことが楽しい」という。今後は後輩指導に力を入れたいとも。「賞にふさわしい、サービスを引っ張っていけるような存在になりたい」と語った。
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