「かわさきペットと高齢者研究会」などは6月24日にセミナー「高齢者とペットの問題」を高津市民館で行った。当日は47人が参加し、市の職員や同研究会の会員などの話を聞いた。
市健康福祉局生活衛生課課長の吉岩弘樹さんは冒頭、健康寿命の向上や生きがいのためにペットを飼育する高齢者が増えている現状を説明。ペットにこだわる高齢者は地域から孤立している場合が多いという。そのため、「地域のペット問題に取り組むことは孤立した高齢者を助けることに繋がる」と吉岩さんは述べた。
セミナー後に企画を担当した中島まり子さんは「動物の福祉に関わる方以外の方とも繋がって、充実したセミナーを開催できた。今後は行政との協力を進めながら、ボランティア活動の充実や、議員と協力して条例作りなどを目指し、高齢者とペットの福祉向上に努めていきたい」と語った。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>