川崎高津南ロータリークラブの会長に就任した 大友 憲子さん 区内在住
新しい風取り入れたい
○…高津区内を中心に奉仕活動を行い、今年で創立24年目になる川崎高津南ロータリークラブ。節目を前に、自身2度目の会長に就任した。「25周年を見据え、これからのクラブを担う若い世代に繋げる年にしたい。新しい風を取り入れやすい雰囲気を作っていきたい」と意気込みを語る。献血活動など毎年様々な奉仕活動を行う同クラブ。昨今では少年サッカーチームの大会で表彰に協力するなど、青少年育成事業にも力を注いでいる。先日の高津区民祭でもクラブで震災復興支援の募金活動を行い、会長として率先して寄付を募っていた。
○…クラブ創立時からのメンバーで、川崎市内初の女性会員だった。高津南のスポンサークラブである川崎高津ロータリークラブに所属する友人に誘われ、会合に出席。「当時はロータリークラブがどのようなものか全然分からなかった。でも、参加してみるといろいろな人と出会えて楽しかった」と振り返る。数年目に親睦委員長としての役割をきっかけに次第に内容を理解できるようになり、会員との仲間意識も芽生えてきた。それから早24年。「うちのクラブは奉仕活動に加え、会員の親睦を深めることを大切にしている。意義ある奉仕活動を行うためにも自分たちがしっかりと結びついていることが大切」と言葉に力を込める。
○…墨田区向島の生まれで、小学校のクラス会幹事を買って出るなど今でも年に数回は向島に足を運ぶ。高津区には20代後半から暮らし、美容関係の仕事を営むなかでロータリーと出会い、客や仕事関係以外の人の輪が広がった。「横浜などにも多くの友人ができた。あの時クラブに誘ってもらっていなかったら出会えなかった人ばかり。今では本当に感謝ね」とほほ笑む。「私の経験を一人でも多くの人に伝えたい。そして、これからも地域に溶け込み、奉仕活動に取り組みたい」。謙虚ながら随所に強い責任感が感じられた。
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3月29日