帝京大学医学部附属溝口病院で8月5日、子どもたちが医療現場を体験する「キッズドクタースクール」が開かれた。高津区市民提案型協働事業の一環として行われ、同院でのこのような体験会は初めて。
当日は、区内在住の小学生と保護者31組62人が参加。白衣を着て聴診器を首から掛け、「先生」と呼ばれて上機嫌な児童たち。医師の指導のもと、本物の内視鏡を使って人体模型の胃の中から折り紙をつかむ練習をしたり、手術室では看護師からクーパーなどの手術器具を受け取り、本物さながらの手術を体験した。内視鏡を体験した熊谷心寧さん(11)は「胃の中から折り紙を引っ張るのが難しかったけど、とても楽しかった」と感想を語った。指導にあたった同院消化器内科の土井晋平医師は「今日の体験を機に、将来この中から医師や看護師をめざす子どもたちが出てくれたら」と話していた。
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