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『知っておきたい矯正治療のポイント』 シリーズ2 小児矯正、早く始めれば抜歯は避けられる? 宮崎台やすい矯正歯科クリニック
宮崎台やすい矯正歯科クリニックの安井正紀院長に聞く「知っておきたい矯正治療のポイント」第2弾。
今回は2つ目の誤解、『早く始めれば抜歯しなくて済む』について矯正専門医としての考えを聞いた。
安井院長は「前回、矯正治療の開始時期については、顎の骨や口の成長を待って治療を進めることが大切というお話をしましたが、抜歯についても同様のことが言えます」と話す。
抜歯を避ける目的で、小学校低学年から口腔内を拡大する治療を提案されることが多くあると思われるが、これも個人の成長に大きく関わるという。矯正医が自由自在に口腔内をコントロールすることは難しいため、個人の持っている自然の成長発育で口の中が大きくならないことには歯を動かすスペースが確保できない。その結果、歯並びを整えるために抜歯せざるを得なくなってしまう場合があるという。そのため、早く始めたからといって必ず抜歯が避けられるわけではない。
一方で、顎の自然成長を確認しながら治療を進めれば、歯を動かして整えていくことが可能となり、無駄な抜歯を避けることができる場合もある。安井院長は「大切なお子様の歯をなるべく抜かずに治療するためにも、成長発育の確認のためにお時間をいただくことがあることを理解してほしい」と呼びかけている。
次回は3つ目の誤解「早いほどしっかり治る」について解説。
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3月29日