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「なぜインフルエンザは、毎年流行するの?」 取材協力/宮川クリニック
市内では早くも9月に学年閉鎖した小学校が出ているインフルエンザ。インフルエンザが毎年流行する理由と、その症状について、宮川クリニック・久保田医師に話を聞いた。
久保田医師によると、インフルエンザは3つの型(A・B・C型)があり、流行するのはA型とB型。A型は、ウイルスの表面にある2種類の蛋白の組み合わせによって、様々な型(亜型)を持つ。現在は香港型と、ソ連型が世界で流行。同じ亜型でも、ウイルス遺伝子の変異によって少しずつ病原性が変化するため、毎年のように流行を繰り返す。流行のピークは1月から3月だが、例年11月下旬から12月上旬に症状の発生がみられる。
主な症状は発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛。重症化するリスクもあり、子どもは中耳炎や熱性けいれんを誘発する場合も。感染予防としては、手洗いの徹底やマスクの着用、ワクチンの予防接種がある。「もしインフルザにかかってしまった場合は、適切な治療を受け、重症化させないことが大切です。症状があれば、早めに受診しましょう」。
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3月29日