溝口周辺の歴史をたどろうと、写真展「溝の口周辺写真展」がマルイファミリー溝口9階連絡通路で開催中だ。高津シルバーガイドの会(佐藤忠会長)が区と協働で実施したもので、同会は「北口の再開発から今年で20年。溝口駅周辺の変せんを見ながら、魅力を再発見する機会になれば」と話している。
展示されている写真は昭和20年代以降の写真約40点。東急田園都市線が溝口で終点だった頃や、駅前バスロータリーができる前の風景などが残されている。
写真展は区内外の名所や旧跡を研究、案内している同会が溝口駅北口の再開発20年を記念して企画したもの。きっかけは同会が区内散歩道を案内している際に、毎年変わる風景に気付いたことだった。佐藤会長らは「昔の街並みも覚えておいてもらいたい」と、区に「市民提案型協働事業」として過去の写真の収集を提案。それが今回、「わが街、たかつ」溝口駅周辺アーカイブ事業として実施されることになった。佐藤会長は「今後は収集した写真を使って講座の開設やDVDの製作などもしていきたい」と話す。
写真展は11月16日(木)まで。午前10時30分から午後8時。希望すれば同会の案内も受けられる。
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