市政報告 誰もが安心できる街・川崎へ前進! 川崎市議会議員(公明党) 春たかあき
先日、第3回川崎市議会定例会が開かれ平成28年度の決算を審査する決算特別委員会が行われました。
アレルギー疾患に悩む母子に適切なサポートを!
乳幼児のアレルギー対策などの医療は日々進歩しており、数年前の常識が現在では非常識ということも少なくありません。4カ月〜6歳までの子どもでは12%前後がアトピー性皮膚炎であると国の報告にありますが、こうしたアレルギー疾患も乳幼児の頃からのスキンケアで軽減できることが分かってきています。
私は、「母子訪問指導事業」の訪問指導にかかわる保健師等の訪問指導員に対して、小児アレルギーエデュケーターをはじめとする専門家と連携した指導研修の実施が不可欠であることを訴えました。こども未来局は「研修や講習会の場を通じてアレルギーに関する保健指導を含め、必要な知識の習得に積極的に取り組んでいく」と答えました。
防犯カメラ維持管理の負担減で設置拡大を!
本市では、平成29年度から、市内の防犯灯をLED化し、市が管理していく「防犯灯LED化ESCO事業」が開始されました。防犯灯の維持・管理が市に移管され、町内会や自治会における管理の費用や労力が軽減される一方、防犯灯が故障した際に修理まで時間がかかるのでは、という声もあがっています。
私は、市民の安全・安心のためにも迅速な対応を実施するよう求めました。市民文化局は、「現場確認、修繕体制を整理し、防犯灯コールセンターを稼働させ、原則3営業日以内の修繕を行えるよう実施していく」と答えました。
また、市では「防犯カメラ設置補助制度」を開始し、設置費用の助成を行っています。しかし、防犯カメラの維持管理費は補助されないため、ランニングコストの負担を考え設置を断念してしまう町会や自治会があります。
私は、犯罪の未然防止が期待でき、事件発生時には早期解決の一助となる防犯カメラが幅広く設置され有効に機能するよう設置費以外の補助を検討するよう求めました。市民文化局は、「他都市の状況などを調査していく」と答えました。
これからも市民の声を市政に届けて参ります。
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