西高津中学校3年の田中響弥君が12月25日から大阪で始まるJOC第31回全国都道府県対抗中学バレーボール大会(公益財団法人日本バレーボール協会など主催)の県選抜チームの主将として出場する。田中君は「目標は全国優勝」と力強く意気込みを語る。
この大会は将来の五輪選手の発掘を目的に開催。都道府県の代表、男女各48チームが出場し頂点を競う。
チームまとめる要に
8月末に行われた県の選考会には180人が参加し、12人がメンバーに選ばれた。田中君は西高津中バレー部の主将を務め、下級生中心のチームをまとめ関東大会に導いた実績を見込まれ、主将に抜擢された。「レベルの高い選手ばかりで刺激になる。自分の役割は声だしでのチームの雰囲気作り。特に試合で攻め込まれている時にいかに立て直せるかが重要」と抱負を語る。
選抜チームはメンバー10人が身長180cmを超える大型チーム。田中君は、ゲームを組み立てるセッターを任されている。
同中バレー部顧問の大野勝弘教諭も「運動能力は選抜チームでもずば抜けている。上手く引っ張っていけると思う」と期待を寄せる。田中君は「強いチームと試合するときはわくわくする。県の代表という自覚を持って、プレイしたい」と話した。初戦は12月26日(火)、大阪市中央体育館で開催。
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