東高津中学校1年生で北見方在住の丸橋杏さんが11月24日から26日に駒沢オリンピック公園で行われた第8回全国中学選抜レスリング選手権大会女子34キロ級に初出場し、初優勝した。丸橋さんは6月に行われた第43回全国中学生レスリング選手権大会では決勝で敗れていたが、リベンジを誓った今大会で見事、雪辱を果たした。
前回の敗因を「体力不足」と語っていた丸橋さん。相手をつかんで動きを封じる腕力自慢が他の選手に多い中、時間内に可能な限り素早く動き回ってタックルを決める戦い方が持ち味のため、体力の消耗が激しい。しかし今年から中学で陸上部に所属し、長距離走を担当。すると徐々に体力が付き、今大会決勝では相手に一度も得点を許さなかった。丸橋さんは「前回は後半で疲れて悔しい想いをしたけれど、今回は最初から最後までしっかり戦えて優勝できて嬉しい」と話す。
陸上でも期待
一方、陸上部でも活躍が止まらない。9月の川崎市中学校総合体育大会1年女子800mで優勝、11月の市秋季市民陸上競技大会中学女子1500mでは学年混合ながら準優勝に輝いた。11月には県の強化指定選手にも選ばれ、入部当初はレスリングと陸上のどちらかに絞ることを勧めていた顧問も今では両方続けるようにと励ます。丸橋さんは「もっと体力をつけて両方でいい成績を残していく」と更なる高みを目指す。
|
<PR>
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|