市立東橘中学校吹奏楽部が11月25日に都内で行われた「第3回全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクール」(一般社団法人日本吹奏楽普及協会、産経新聞社主催)で準優勝した。昨年の優勝に続き、好成績を残した。
同吹奏楽部=写真=は今年入部した1年生28人を含む69人の部員で構成。今大会では初出場の1年生を含む部員ほぼ全員で臨んだ。
連覇を目指した今大会。構成は昨年と同じ「富士山」「東中ファンファーレ」「フライ・ハイ」で、演奏ジャンルの幅広さをアピールした。和風の曲調で落ち着いた雰囲気の1曲目を、SF映画のテーマソングをほうふつとさせる同校オリジナル曲でつなぎ、最後はリズム感のある明るいポップスで締めた。
衣装もベストから途中でカラフルなポンチョに着替え、見た目もこだわった。しかし結果は惜しくも準優勝。部長で3年生の中野杏香さんは「大会直後は悔しさが上回っていた」と振り返る。だが、時間が経つにつれて「全国2位も誇りが持てると思えるようになった」と手応えを語る。
今後は3月10日に川崎市教育文化会館で行われる定期演奏会を目指して練習を積む。中野さんは「3年生だけでなく1、2年生は元気があるから、笑顔やリズムに乗るといったパフォーマンスにより磨きをかけてもらえれば」と期待を込める。
同コンクールは演奏曲のジャンルは問わず、演奏技術以外に、見た目などのパフォーマンスや、選曲を含む構成全体などを審査。予選は音源で審査され、本大会には6校が残った。
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