標準化死亡比
川崎市南北で地域差拡大
全国で麻生区上位2位、川崎区下位23位
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2009年2月20日号
地域の死亡状況を示す指標「標準化死亡比」が川崎市の南北で地域差があり、その差が拡大している−。こんな傾向が、厚生労働省がこのほど発表した調査結果でわかった。麻生区の男性は全国でも有数の高い長寿傾向を示し、一方、川崎区の男性は低い結果となった。
多摩区は全国上回る長寿傾向 調査は「03年〜07年人口動態保健所・市区町村別統計」。厚生労働省が出生や死亡、婚姻などについて5年ごとにデータを取りまとめ、発表している。
調査結果によると、標準化死亡比は麻生区の男性が72.9で全国1,945市区町村中2位(前回98年〜02年80.0/13位)で、川崎区の男性が126.1で下位23位となり(前回128.7/下位16位)、前回調査よりも格差が広がる結果となった。男女とも川崎南部が全国平均(100)より高く、中原区と高津区の中央を境に、北部が全国平均よりも低い結果となった。
調査結果は死因別にもまとめられており、川崎区男性の肝疾患が300と突出して高いこともわかった。
多摩区は男性が88.4、女性が90.4で全国よりも長寿傾向を示す結果となった。多摩区を死因別にみると、「大腸がん」が男女とも高く(男性112.8/女性119.2)、女性の脳内出血(106.0)と男性の肝疾患(106.7)も全国平均を上回った。
厚生労働省は「死因別に分析することはできるが、地域差については分析していない」と話している。川崎市健康福祉局も「結果を分析することは現在のところない」と話している。