岡本太郎人気が再燃 美術館の来場者25%増
川崎市岡本太郎美術館の来場者数が急激に増えている。今年の2月26日で生誕100年を迎えた岡本太郎。多くのメディアに取り上げられ、岡本太郎熱が再燃しているようだ。
「生誕100年 人間・岡本太郎」展がスタートして、1ヵ月で入館者は1万100人となった。昨年の同時期に比べ25%増加している。現在開催中の企画展「人間・岡本太郎展」では交流があった人との関わりを作品や資料、映像などを通じて紹介している。「美術」の枠を超え、前衛芸術家として活動した「人間・岡本太郎」の半生を追うもの。
岡本太郎美術館は生田緑地の中に立地しており、常設展示室では年に4回テーマを変えて作品を展示している。子どもから大人まで岡本太郎を肌で感じることができる展示空間となっていて、「テーマ毎に分かれたブースで、ゆっくり鑑賞できた」「展示方法と館内の作りが面白い」などの声が多く聞かれる。作品だけではなく、資料や映像でも紹介している。
今回の企画展示の見所は、岡本太郎がデザインした巨大な目玉を持つ宇宙人「パイラ人」。岡本太郎らしい人間味あふれる作品だ。
岡本太郎美術館副館長の小林正人さんは「岡本太郎生誕100年の記念すべき年にぜひ足を運んでいただきたい」と話す。
「生誕100年 人間・岡本太郎展」は前期と後期に分かれて企画展示を行う。前期は岡本太郎が実際に会い、活動をともにした人たちを中心に紹介。4月16日(土)から7月3日(日)まで。7月7日(木)から9月25日(日)までの後期は、ピカソや田中角栄、みうらじゅんなど縁の深い人物を主に紹介する。その後も10月15日から記念企画展を開催する予定。それに合わせてダンス公演「TAROと踊ろう」など、様々なイベントを計画している。
開館時間は午前9時30分から午後5時。観覧料は一般900円、高・大学生・65歳以上700円、中学生以下無料。詳細は岡本太郎美術館(【電話】044・900・9898/(月)休館)まで。
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4月19日