フロンターレU─12 日本一に 全農杯で史上初の3連覇
小学生の8人制サッカー日本一を決定する「JA全農杯チビリンピック」の決勝戦が5日、日産スタジアムで行われ、川崎フロンターレU-12(高崎康嗣監督)が柏レイソルを破り、史上初の3連覇を果たした。
同大会は、地区予選を突破し、北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州の各代表となった9チームにより決勝大会が行われ、3×3組の1次リーグ戦と勝ち上がったチームの決勝トーナメントで小学生の8人制サッカー日本一を決める。「少年サッカーの発展と育成を目指し、かつ交流を図るとともに8人制サッカーの底辺拡大につとめる」ことを目的にJA全農が協賛で、2003年から始まり、以降毎年1回開催されている。
川崎フロンターレU-12は、2008年に初参加。同大会では、関東予選で敗退したが、続く2009年、10年と2年連続で優勝していた。3連覇がかかる今年は、予選から先制点を取られ、追いかける試合やPK戦など厳しい試合が続いた。「ぎりぎりの戦いの中で粘り強く勝てたことで1試合1試合選手たちが成長できた」と高崎監督。決勝戦では強豪の柏レイソルを相手にPK戦の末、勝利した。
キャプテンの村田聖樹くんは「優勝できて嬉しかった。厳しい試合が多かったけど、この大会でチームがまとまったと思う。次は来週から始まる全日本少年サッカー大会で優勝したい」と決意を込めた。
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3月29日