神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2011年7月1日 エリアトップへ

思い込め「たまくらぶ」 若手経営者の交流会発足に タウン誌の発行めざす

公開:2011年7月1日

  • LINE
  • hatena
「登戸を盛り上げたい」井野さん(左)と原田さん(右)
「登戸を盛り上げたい」井野さん(左)と原田さん(右)

 若手経営者の視点で多摩区に新しいムーブメントを――。登戸駅や向ヶ丘遊園駅周辺の飲食店経営者らが集まり、地域活性化を図ろうと企画を練っている。仕掛けの第一弾として、地元の魅力ある店舗を紹介するタウン誌の発行をめざすという。

 「若い世代の自分たちが地域を越えてまとめていく役割になりたい。商売をしている人と住民が触れ合って楽しく賑わう地域になるといい」。そう話すのは登戸で飲食店を経営する畠中裕一さん(46)と井野大輔さん(40)、原田健さん(40)。

 3人を含めた飲食店経営者5人が中心となって発足したのが『たまくらぶ』。メンバーの思い「多摩区ラブ」になぞらえて命名したという。知り合いの経営者に呼びかけて5月24日に初めて開いた会合には約20人が集まった。レストランやバーなどの飲食店を経営する30代、40代が中心。「街中ではすれ違ってはいたが、お互いに初めて挨拶をした人が多かった。横のつながりを持ちたいと考えていた人が集まった」と原田さんは話す。

 6月21日にも会合が開かれ、経営者同士の交流を深めた。飲食店以外の業種にも広がり、還暦を迎えるメンバーもいるという。

 メンバーらは地域活性化を図るイベントの開催に先駆けて、地元の魅力ある店舗を紹介するタウン誌2万部を今月中に発行する計画。井野さんは「大手と違って個人店はなかなか宣伝するのが難しい。地域を挙げて盛り上がる仕組みや環境を作ることが大切」と話す。

 タウン誌の発行を足掛かりに、今後は地域住民が参加できる大規模なイベントの開催をめざすという。畠中さんは「地域や商店街を越えても多摩区は一つ。若い世代が旗振り役になって新しい動きの取っ掛かりをつくりたい」と話している。
 

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CFに初挑戦、資金募る

4月12日

ボトル販売、実現へ

かわさきそだちワイン特区

ボトル販売、実現へ

規制緩和 観光振興も期待

4月12日

水路に蓋 地域の願い実現

多摩区菅馬場

水路に蓋 地域の願い実現

危険な通学路、一部解消

4月5日

天井絵「雲龍図」5月に公開

麻生区黒川西光寺

天井絵「雲龍図」5月に公開

市制100周年事業に認定

4月5日

深津音翔さん入賞報告

麻生区在住高校2年生

深津音翔さん入賞報告

昨夏の世界的ダンス大会

3月29日

「移動する交番」始動

多摩警察署

「移動する交番」始動

4月から 生田交番管轄で

3月29日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月12日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook