福島の子どもたち招待 市民団体「川崎で夏休みを過ごして」
福島第一原発周辺の市町村に住む子どもたちを川崎に招いて夏休みを楽しんでもらおうと、市内の市民グループが先月31日から、「川崎サマースクール」を開いた。福島市や白河市、伊達市などに住む親子が訪れて、地元の子どもや高校生、大学生と交流を楽しんだ。
主催したのは市内の複数のNPOなどで構成する「『福島のこどもたちとともに』川崎市民の会」。福島の子どもたちが放射線を心配して、思うように遊べない現状を知って、企画した。無料招待の運営資金は募金によって捻出され、約600万円が集まった。
第1陣が31日から川崎市民プラザ(高津区)に7泊し、今月8日からは第2陣が川崎市青少年の家(宮前区)に4泊した。子どもたちは滞在中、プールや子どもの国(青葉区)への遠足、子ども夢パーク(高津区)での遊びを楽しんだ。
福島県伊達市から訪れた森颯翔(はやと)君は「楽しいイベントが毎日ある。友達を作って楽しく遊びたい」と話していた。母親の弘美さんは「地元ではみんな長袖・長ズボンにマスクをしていて、外遊びをしている子どもはあまりいません」と現地の実情を話す。
企画に携わったスタッフの一人、NPO法人ぐらす・かわさき(多摩区)の江田雅子さんは「子どもは放射線の影響を受けやすい。短い期間ですが、ある程度は軽減したはず。イベントのお礼にと、子どもたちが福島の歌を歌った時は、子どもにとって故郷は大事なんだなと感じました」と話していた。
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4月19日