川崎市 普通ごみ週2回収集へ 28日まで市民意見を募集
川崎市はこのほど、持続可能な循環型社会をめざす「一般廃棄物処理基本計画」の行動計画改定案を発表した。普通ごみ収集を現行の週3回から2回へ変更することやプラスチック製容器包装分別収集の全市展開など4項目を最重点施策として位置付けた。5月28日まで市民意見を募集している。
ごみの減量やリサイクルを目的とするこの基本計画は、市が2005年に策定。2015年度までの10年間でごみ焼却量を2003年度比で13万トン削減することなどを目標に、概ね3年ごとに行動計画の見直しを行っている。
来年度からプラも
今回の改定案では【1】3処理センター体制への移行【2】プラスチック製容器包装の分別収集の全市実施【3】普通ごみの収集回数の見直し【4】災害時における安全・安心な廃棄物処理体制の確立――の4つを最重点施策に位置付けている。
焼却処理センターについては現在の4施設(浮島、堤根、橘、王禅寺)のうち、老朽化した橘を休止、建設中として2015年度から通常3施設での処理体制をめざす。あわせて、すでに南部3区でモデル実施しているプラスチック容器包装の分別収集を2013年度から全市展開と普通ごみの収集を現行の週3回から2回に変更することにより、ごみの減量化や資源化の促進に取り組む方針。また、東日本大震災の教訓を生かし、広域的な協力体制の拡充など災害対策の強化なども柱の1つとなっている。
改定案は市役所、各区役所、ホームページなどで公表中。市民意見は5月28日までメール、郵送、持参などで募集している。
問合せは、環境局生活環境部廃棄物政策担当(【電話】044・200・2558)。
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4月5日