スタンプラリーや周遊マップで、全国各地から集まる藤子・F・不二雄ミュージアムの来館者を周辺にも誘導-。こんな取り組みを川崎市が始めた。年間50万人とも見込まれ、その経済効果の波及を狙うという。
昨年11月に実施されたミュージアム来館者に対するアンケート調査の結果によると、ミュージアム以外の生田緑地内の施設に「立ち寄らない」と87・5%の人が答えた。最終下車駅から入館までの道中で「どこにも立ち寄らなかった」と答えた人が73・5%だった。
川崎市はミュージアム来館者を周辺に誘導しようと、夏休みにあわせた20日から、生田緑地内の施設4館を巡るスタンプラリーを開始し、ミュージアム周遊マップも配布し始めた。
スタンプラリーは、ミュージアムを含む生田緑地内の施設(川崎市岡本太郎美術館、日本民家園、かわさき宙と緑の科学館)4館を巡ってすべてのスタンプを集めると記念品がもらえる仕組み。スタンプの台紙は各施設で配布されている。
周遊マップはミュージアムの来館者に周辺の魅力をPRするのが狙い。ミュージアム来館者が利用する宿河原駅や登戸駅、向ヶ丘遊園駅周辺の飲食店など10店を紹介している。
8月下旬には駅周辺にキャラクターモニュメントを新たに3体設置する計画もある。
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