JR稲田堤駅 市が整備計画を発表 橋上駅舎化で自由通路も
川崎市は22日、JR南武線稲田堤駅の橋上駅舎化について、具体的な整備計画を発表した。線路の上に橋をかけ、自由通路と改札口を設ける計画。2017年頃の完成をめざすという。
川崎市が市議会まちづくり委員会に対し、南武線駅アクセス向上等整備事業の取組みとして整備計画を報告した。
JR南武線稲田堤駅を巡っては、改札口が北側(川崎方面側)にしかなく、南側への移動には踏切を横断することが必要で不便とされてきた。遮断時間が長く、滞留した歩行者と自動車との接近といった危険性も指摘されていた。
今回、市が発表した整備計画によると、現在の改札口付近の線路両側に階段とエスカレーター、エレベーターを設け、自由通路と改札口を設置する。改札口とホームを結ぶエレベーターも設置する。2014年度に工事に着手し、17年度に完成させる方針。
市は同様に津田山駅についても橋上駅舎化する方針を決めた。エレベーター付き跨線橋整備案も検討してきたが、利便性を考慮して橋上駅舎とした。
中野島駅については、稲田堤駅の整備が進み次第、橋上駅舎化する方針としている。
また、宿河原駅は既存の跨線橋にエレベーターを設置する工事を進めていて、今年度中に完成させる計画。稲田堤、中野島、久地の3駅の整備後に橋上駅舎化の整備を検討するとしている。
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4月5日