市政報告 橋上駅舎化が前進 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
いよいよ南武線稲田堤駅の橋上駅舎化が具体的に動き出しました。市とJR東日本が12月に基本覚書を締結しました。使用できるようになるのは2017年の予定です。これまで基礎調査や地権者の意向把握をしてきており、来年度には詳細設計をJR東日本に委託。再来年度に工事施工協定を締結し工事開始となります。橋上駅舎が完成すると、線路をはさんで両側にエスカレーターとエレベーターが設置され、改札とホームをつなぐエレベーターも設置されます。
津田山駅も同様のスケジュールで工事が進みます。中野島駅と久地駅も優先的にスケジュールを組み、その後、宿河原駅も橋上駅舎化を検討します。
稲田堤では以前より地元の町会や商店会から要望の強かった橋上駅舎化です。
現在は、線路の片側にしか改札口がないので、電車を降りた利用者が線路の反対側に行くために踏切を横断する必要がありました。このため、踏切が混雑しやすく、遮断時に多くの歩行者・自転車・自動車がたまり、その後、一気に通行を開始するので危険でもありました。いつ事故が起こってもおかしくない状況です。大きな事故が起こる前に橋上駅舎の計画が進み、胸をなで下ろしています。
さらなる充実を
現在の駅舎がなくなる分、そのスペースで小さなロータリーを設けてもらえるように検討を要望していきます。
また、中野島駅に関しては橋上駅舎化の実現まで北口改札を設けることもJR東日本に要望していきます。駅の直近にある駐輪場が市の用地となっています。ここに改札を設けてもらうことで、乗降客の流れはスムーズになるはずです。
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3月29日