里山の保全活動を学ぼうと、川崎多摩ロータリークラブ(鈴木彬道会長)が日向(ひなた)山うるわし会代表の石郷岡純さんを招き、16日に区内で例会を開いた。6月に日向山の清掃活動に参加する計画があり、メンバーが事前に保全活動の意義や実態を確認した。
日向山は枡形4丁目の東生田緑地内にある里山。かつてはモウソウ竹が生い茂り、日当たりが悪いために他の植物が育ちにくい状況だったという。うるわし会のメンバーが4年間かけて定期的に竹の伐採や下草刈りに取り組み、明るい里山に生まれ変わった。今ではネイチャーゲームや音楽会などを催す「ひなた山ぼっこ祭り」というイベントも定着し、毎年多くの子どもが訪れる。県内外からもウォーキングの会が訪れるようになったという。
石郷岡さんは「小学生のころに手伝いに来ていた子どもが、今では大学生として来てくれている。山が生まれ変わって鳥たちも来るようになったが、子どもたちが来てくれるのが一番励みになる」などと活動のやりがいや魅力を伝えた。
鈴木会長は「話を聞いて、改めて里山を保全する活動の意義を確かめることができた。これからはみんなで協力していきたい」と話していた。
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