区役所通り登栄会 店主が知識生かし講座 「まちゼミ」で活性化
来月にプレ、年明け開催
商店主らが専門的な知識や技術、コツを市民に無料で伝授――。こんな取り組みを「区役所通り登栄会商店街」が企画している。「まちゼミ」といわれる商店街活性化の手法で区内では初めての実施。来月にプレイベントを実施し、年明けに本格開催をめざす。
「店頭で講習ができそうな店が多く、この商店街の特性が生かせる」と話すのは登栄会の安陪修司理事長。
同商店街には向ヶ丘遊園駅北口から区役所までの通り沿いの45店舗が加盟し、利用客と対面する物販・小売店が約半数を占める。全国的な傾向と同様、年々、商店街の売上げと会員の確保が厳しくなっているという。こうした状況を乗り切ろうと、目に留まったのが今回の試み。
「まちゼミ」は02年に愛知県岡崎市の商店街で始まったとされ、発案者で「岡崎まちゼミの会」代表の松井洋一郎さんが指南役となり全国的に広がっている。これまで67カ所で実施され(今年5月時点)、講義だけでなく、実技体験を取り入れるケースも多い。受講料は無料で販売をしないというのが原則。
利用客にとっては無料で知識や技術が得られ、新しい店の開拓や買い物力の向上といったメリットがある。商店にとっては店を知ってもらう機会となり新規客や売上げアップにつながるほか、専門性の向上や商売の見直しにもつながるという。
登栄会では10月26日に開くイベントの一環として試行的に「ぷれ・まちゼミ」を実施する計画。現在、写真店やタバコ店、学習教室が準備を進めている。11月から12月にかけて松井さんを講師に招いてノウハウを学び、来年1月下旬から2月上旬かけて本格的に実施したいという。
安陪理事長は「売上げアップの足掛かりとして、商店街利用者とコミュニケーションをとって信頼関係につながる機会。登栄会だけでなく、近隣の商店街や加盟していない店舗にも広げたい」と話している。
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