避難所スペースを体感 稲田中学校で訓練
稲田中学校で7日、避難所を設置して体験する訓練が行われた。同校を指定避難所とする宿河原地区の住民約80人が参加し、災害時に実際に割り当てられるスペースでの避難生活を体感した。
主催は稲田中学校避難所運営会議(三竹隆雄代表)。昨年に引き続き2回目の開催。
訓練では災害が発生して避難所が開設された場合に1家族に割り当てられる2畳分のスペースが設置された。参加者は寝転んだり、身を寄せ合ったりしながら確認していた。そのほか、三角巾でできる応急処置や物干し竿と毛布を使った担架づくりなどについて、多摩消防署職員や宿河原消防団の団員、ボランティアらから手ほどきを受けた。
参加者のひとり、清水彰子さん(77)は「畳2枚は狭く、実際には荷物もあるし、2人が限度だと感じた。東日本大震災の被災者の方たちを思うと、大変だっただろうと改めて思った」と話していた。
三竹代表は「普段は知らない者同士でも、お互いに知恵を出し合うことが大切。この機会に命の大切さを感じてほしい。いつか来るものに備えて、役に立てたい」と話した。
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4月19日