五穀豊穣と疫病退散を祈願する神奈川県の指定無形民俗文化財「菅の獅子舞」が15日、菅の薬師堂で行われた。あいにくの悪天候にもかかわらず、伝統を受け継ぐ中高生が見事な舞を披露した。
菅の獅子舞は、800年以上前の1187(文治3)年にこの地の領主、稲毛三郎重成が薬師堂を建立したときに始まったとされている。現在は、菅薬師奉賛会と菅獅子舞保存会のメンバーが地元の子どもたちに伝え、毎年9月に獅子舞の行事を開いている。
この日は台風18号の接近で悪天候に見舞われ、例年よりも見物客は少なかったが、1時間以上にも及ぶ勇壮な舞を披露した。
指導をしている保存会の宇津木東功会長は「高校生と中学生の今の舞子は今年で5年目になる。部活や受験で大変な中でよくやってくれている」と子どもたちをねぎらった。
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