市政報告 世代をつなぐ伝統芸能 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
本市の文化芸術振興条例の実行計画である文化芸術振興計画の第2期計画が始まります。現在、文化団体への説明を行っており、年末から年始にかけて市民の意見を募るパブリックコメントを行う予定です。来年4月から始動します。
関係者からの意見聴取を経て、より良い文化芸術振興のためのマネジメントシステムとなることを目指しています。第2期は10年計画の予定です。テーマは「個性と魅力が輝き、市民が生き生きと心豊かに暮らせるまちづくり」です。これは国の「文化芸術立国」を目指す動きと連動しています。
国では「クールジャパン」を合言葉に日本文化を海外へ発信する動きが活発になっています。サブカルチャーやポップカルチャーといわれる分野が国の成長戦略として注目され、文化産業や観光産業の柱として位置づけられています。最近では日本各地に伝わる伝統芸能や伝統行事にまで広がってこの合言葉が使われるようになりました。
先日、県の指定無形民俗文化財にも登録されている菅の獅子舞が薬師堂で行われました。小中高生が後継者となり、お囃子や獅子舞の練習に取り組んできました。毎年、多くの来場者が訪れ、観光の面でも大きな役割を果たしています。また伝統文化を伝えていく過程は、指導する大人と子どもたちの世代間交流の場となっています。
東日本大震災の被災地が伝統芸能で心を一つにしたという話があります。地域を誇りに思い、心の拠りどころにもなるのが伝統芸能です。ただ、次世代への後継という大きな課題もあります。文化芸術振興計画を充実させるため、市議会の市民委員会として子どもや若者の視点を取り入れながら議論を深めていきます。地域の伝統芸能をより身近に感じてもらえるように努めていきます。
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4月19日