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多摩区版 公開:2013年10月25日 エリアトップへ

ビオトープコンクール 下布田小が2次審査進出 児童が審査員に報告

教育

公開:2013年10月25日

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せせらぎ観察園で審査員に説明する児童
せせらぎ観察園で審査員に説明する児童

 川崎市立下布田小学校で17日、「全国学校・園庭ビオトープコンクール2013」の現地審査があった。同校の児童が、これまで手塩にかけて育ててきた「せせらぎ観察園」の魅力や活動成果を発表した。

 同コンクールは、子どもにとって身近な自然体験の場として「学校・園庭ビオトープ」を普及させようと、公益財団法人日本生態系協会(東京都豊島区)が1999年から2年に1度実施している。今回は全国190校のノミネートの中から108校が2次審査にあたる現地審査に進出した。

 同校では1988年、二ケ領用水から引いた水路を生物が棲める環境に整えて「せせらぎ観察園」を開設した。地域住民や企業、PTAなどの協力で作られ、児童にとって格好の環境学習の場になっている。2011年に同コンクールで奨励賞を受賞した。

 今回の審査には、5年生児童とせせらぎ委員会の児童8人が臨んだ。2人の審査員に対し、せせらぎ観察園を通じて学んだことや外来種との接し方、同園の運営の仕方などを説明。審査員からは「(魚の種類が)見てわかる?食料は?ザリガニはどこで冬眠する?」などと具体的に学習できているかを試す質問もあり、児童たちはしっかりと受け答えしていた。

 審査員の一人、東京学芸大学名誉教授の佐島群巳さんは「ビオトープは地域社会を作るときの拠り所ともなる。他校との連携も今後の視野に入れてほしい」と話していた。

 卯木昌史校長は「子どもたちは少し緊張した様子だったが、自分の言葉でアピールできていた。本人にとってもいい経験になった。本校の特色を生かしたさらなる環境教育に取り組んでいきたい」と話した。

 同協会は12月上旬には受賞校・園を決定する予定。

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