ザルツ市への感謝を形に 川崎駅に記念碑
東西通路の新しいシンボルに
川崎市はこのほど、ミューザ川崎シンフォニーホール（幸区）の復旧に支援金を寄せたザルツブルク市（オーストリア）への感謝として、ＪＲ川崎駅の通路にモニュメントを設置した。
高さ約４ｍのモニュメントはザルツブルク大聖堂の鐘がモチーフ。１日に３度鐘の音を響かせ、柱の中央にはザルツブルク市への感謝の言葉が記されている。
川崎市とザルツブルク市は92年から友好都市として関係を深めてきた。東日本大震災の影響で天井が崩落したミューザ川崎への寄付金を集めるため、オペラのリハーサルなどを一般公開し、約２１００万円を川崎市に寄付した。今回のモニュメント製作費には寄付金の一部が充てられている。
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