市民が「まちカツ」報告 まち協のイベント
展示ポスターを前に活発な質疑応答をする参加者たち
区内の市民グループがまちづくりに関する活動を報告し合うイベント「まちカツ！」が11日、多摩区役所で行われた。主催は多摩区まちづくり協議会と多摩区役所。
市民グループのメンバーや一般参加者ら合わせて約１００人が参加した。同協議会が取り組みを報告し、参加した市民グループ25団体がポスターを使って活動を紹介した。掲示されたポスター前に参加者が集まり、質疑応答する場面もあった。今年初の試みとして、参加者同士が投票で決める「ベストプレゼンたま賞」があり、戦争遺跡を平和のための史跡として伝える活動に取り組む「登戸研究所保存の会」が選ばれた。
同会の森田忠正さん（69）は「（受賞に）すごく驚いた。平和について考えることに関心が高まっているのでは。３回目の参加で他の市民団体さんとも交流ができた。団体同士の輪が広がっている」と話していた。
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